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⼼地よい住まいを建てるならなごし住宅へ。

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2025/10/14

寄棟・勾配・天井

こんにちは。

なごし住宅の名越です。

なごし住宅では廿日市市・広島市・岩国市で注文住宅、リフォーム、リノベーションを

行っている会社で、夏涼しく、冬は暖かく快適に過ごせる様な断熱性能を強みにし、長きにわたり愛着を持ち続けることができる長期優良住宅をお施主様と一緒に作り上げます!

今回は「寄棟・勾配・天井のバランスで変わる、住まいの快適性」についてお話いたします。

家づくりを考えるとき、多くの人が間取りやキッチン・収納に気を取られがち。

しかし実は、家の快適性や省エネ性、外観の印象までも左右する大事なポイントがあります。

それが、「屋根の形(寄棟など)」「屋根の勾配(傾き)」「天井の高さ」のバランスです。

「えっ、屋根って外観のデザインだけでしょ?」

そう思っていませんか?

実際には、これらのバランスが室内温度、開放感、空調効率、光の入り方、さらには安全性まで影響してくるのです。

● このブログを読むことで、得られること

• 屋根形状や勾配、天井設計の違いによるメリット・デメリットがわかる

• 自分たちのライフスタイルに合った「快適な家のかたち」が見えてくる

• 将来後悔しない“見た目と住み心地を両立した家”をつくるヒントになる

● よくある課題/問題

• 天井を高くしたら「冷暖房が効きづらくなった」

• 勾配天井にしたけど、ロフトが活かせない・掃除が大変

• 寄棟屋根にしたら、屋根裏スペースがほとんど取れなかった

• 外観のかっこよさを優先した結果、室内が暗くて寒々しい…

● 何をすればいいのか?

屋根・勾配・天井をそれぞれ単体で考えるのではなく、全体のバランスとして捉え、

見た目と住み心地の両立を図ることが大切です。

● 用語の定義と概要

• 寄棟屋根(よりむねやね):

4方向すべてに傾斜のある屋根。落ち着いた和風〜モダンな印象を持つ。耐風性・耐雨性に優れる。

• 勾配(こうばい):

屋根の傾きの角度のこと。「4寸勾配」などと表現し、角度が急になるほど天井が高く、屋根裏が広がる。

• 天井高:

床から天井までの高さ。標準は2.4m前後。高すぎると空間は広く感じるが、空調効率が落ちやすくなる。

● HOW(どのように?)

ステップ①:寄棟屋根の特徴を理解しよう

【メリット】

• 台風や強風に強い(風の力を分散しやすい)

• 雨仕舞いが良く、外壁への雨の吹き込みが少ない

• 外観が落ち着いた印象になり、周囲の街並みにも馴染みやすい

【デメリット】

• 屋根裏スペースがやや小さくなりがち

• 勾配天井やロフトとの相性が難しいことがある

【具体例】

Aさん宅では、寄棟屋根+勾配を緩く設計。結果、外観は和モダンな印象に仕上がり、屋根裏収納も確保。

「落ち着いた見た目と、収納スペースが両立できて満足!」との声。

ステップ②:勾配の角度は“暮らしやすさ”で決める

• 緩い勾配(3~4寸勾配) → 落ち着いた外観&メンテナンス性が高い

• 急な勾配(6寸以上) → 開放感ある空間、ロフト設置に有利だが外観が主張強めに

【具体例】

Bさん家族は、子どもが2人いて収納スペースを増やしたいという要望から、6寸勾配+ロフトを採用。

→ 将来の学用品や季節物の収納スペースに活用予定。

ただし、「空調が逃げやすいので、シーリングファンを導入して正解だった」とのコメントも。

ステップ③:天井の高さと空間の印象をコントロール

• 標準の天井高(2.4〜2.5m)は落ち着きと空調効率のバランスが良い

• 勾配天井や折り上げ天井を取り入れることで“高さの変化”で視覚的に広がりを演出できる

【具体例】

Cさん宅では、LDKに勾配天井(2.4〜3.2m)を採用。

→ 「テレビ側の天井が低くて落ち着く」「ダイニング側は高くて開放的」など、空間にメリハリがつき、子どもものびのび遊べるように。

ステップ④:組み合わせのバランスを考える

屋根形状

勾配

天井

特徴

寄棟 × 緩勾配 × 標準天井

3

2.4m

安定感・省エネ・安心設計

寄棟 × 急勾配 × 勾配天井

6

最大3.5m

開放感・高デザイン性・空調に注意

切妻 × 急勾配 × ロフト天井

5寸以上

ロフト付き

空間活用・家族構成に柔軟対応

● 具体的な行動リスト

1. 間取り図だけでなく「断面図(立体の見え方)」も確認

2. 生活時間が長い部屋(LDK、寝室)の天井を重点的に検討

3. モデルハウスで天井の高さや屋根形状を体感

4. 設計士に「勾配と天井で空間に変化を出したい」と希望を伝える

● 実際にバランスを考えて設計したら…

• 夏でもエアコンが効きやすく、電気代が抑えられる

• 圧迫感のない天井で子どもがのびのび遊べる空間に

• 室内と屋根の関係性に無理がないから、メンテナンスもラク

• 天井の高さに変化があることで、家族も来客も「居心地が良い」と感じる空間に

• 「家そのものが快適で、長く暮らしても飽きない」と感じられる住まいに

■ まとめ

屋根の形、勾配の角度、天井の高さ。

一見専門的に見えるこの3つですが、それぞれが“家の快適さ”をつくる土台です。

とくに30代の子育て世代にとって、毎日の暮らしやすさ、家族の健康、省エネ、メンテナンス性はとても大切。

「見た目」「性能」「心地よさ」すべてを両立するために、

寄棟・勾配・天井の“ちょうどいいバランス”を、今のうちから意識して家づくりに取り入れてみてください。

家づくりでお困りのことありましたらお気軽にご連絡ください♪

本日はここまでとなります。

ありがとうございました。

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